レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)飼育の基本:ケージ、温度、餌、カルシウム、長く付き合うために
TUREFF• •0
ヒョウモントカゲモドキ、通称レオパは、日本でも人気の高い爬虫類ペットです。おとなしく、鳴かず、においも少ないため、マンション暮らしでも飼いやすいと言われます。ただし寿命は10年から20年ほどと長く、迎える前に長く付き合う覚悟が必要です。
迎える前に
信頼できる専門店や爬虫類イベントで、健康な個体を選びましょう。目がぱっちりしている、尾に適度な太さがある、動きがしっかりしている、などがポイントです。
爬虫類を診られる動物病院が近くにあるか調べておくと安心です。
ケージ
大人1匹なら、幅45〜60cm程度のケージが目安です。レオパは地面で暮らすので、高さより床面積を重視します。
脱走防止のため、ふたがしっかり閉まるものを選びます。
床材はキッチンペーパー、ペットシーツ、爬虫類用のマットなど。初心者は掃除しやすく、誤飲の心配が少ないものが無難です。
隠れ家は温かい側と涼しい側の両方に置きます。湿らせたミズゴケを入れた「ウェットシェルター」は脱皮を助けます。
水入れは浅いものを用意し、毎日水を替えましょう。
温度管理が一番大切
レオパは変温動物なので、ケージ内に温度の勾配をつけます。
パネルヒーターをケージの床の一部(三分の一ほど)に敷き、温かい場所をつくります。
温かい側の床はおよそ30〜32℃、ケージ全体はおよそ25〜28℃を目安にします。
温度計を必ず設置し、サーモスタットで温度が上がりすぎないようにします。
日本の冬は冷え込むので、エアコンや保温球で室温も管理します。夏の高温にも注意が必要です。
餌
レオパは昆虫食です。コオロギやデュビアなどの生き餌、または人工フードを与えます。
幼体はほぼ毎日、成体は週に2〜3回程度が目安。食べる量や体型を見ながら調整します。
昆虫にはカルシウムパウダーをまぶして与えます。ビタミンD3入りとなしを使い分けるのが一般的です。
カルシウム不足は「くる病」(代謝性骨疾患)の原因になります。
脱皮
脱皮の前は体が白っぽくなります。指先や尾の先に皮が残ると血流が悪くなることがあるので、残っていたらぬるま湯で湿らせてやさしく取り除きます。湿度を保つことで多くは防げます。
触れ合い方
レオパは慣れると手に乗るようになりますが、触られるのが好きなわけではありません。上からつかまず、下からすくうように持ちます。尾をつかむと自切(尾を切り離すこと)することがあり、再生した尾は元の形には戻りません。
こんなときは病院へ
何週間も餌を食べない、急に痩せた、尾が細くなった、口の周りが腫れている、うんちが出ない、などの症状があれば早めに受診しましょう。