ハリネズミの飼い方入門:ケージと温度管理、餌、慣らし方、飼ってはいけない種類と病院探し
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丸い体と小さな鼻で人気のハリネズミ。ペットショップやハリネズミカフェで見かける機会も増えました。ただし、夜行性で温度管理が欠かせないなど、犬や猫とは違う配慮が必要な動物です。迎える前に知っておきたい基本をまとめます。
飼えるのはヨツユビハリネズミ
ペットとして流通しているのは、主にアフリカ原産のヨツユビハリネズミ(ピグミーヘッジホッグ)です。一方、アムールハリネズミなどハリネズミ属の仲間は、生態系への影響から外来生物法の特定外来生物に指定されており、許可なく飼うことはできません。購入時は種類を必ず確認しましょう。寿命はおおむね4〜6年ほどです。
ケージと用品
衣装ケースや爬虫類・小動物用のケージなど、床面積の広いものを。ハリネズミは登るのが苦手なので、高さより広さを重視します。
床材はペットシーツ、紙製マット、牧草など。刺激の強い針葉樹のチップは避けます。
回し車:直径25cm以上が目安。足が挟まらない、すき間のない面のものを選びます。
寝床となる巣箱や布製のポーチ。
餌入れと、倒れにくい水入れまたは給水ボトル。
トイレ:回し車の下に置くと覚えやすいことが多いです。
温度管理が最重要
ハリネズミは寒さに弱く、室温が下がると体温が低下して「疑似冬眠」と呼ばれる危険な状態になることがあります。命に関わるため、年間を通しておよそ24〜29℃を保つのが目安です。
冬はエアコンに加え、ケージの一部にパネルヒーターを敷き、暖かい場所と涼しい場所を作ります。
夏の高温も危険。直射日光の当たる窓辺は避けます。
温度計をケージ内に設置して、こまめに確認しましょう。
餌
ハリネズミ専用フードを主食にします。
ミルワームやコオロギなどの昆虫を、おやつ程度に。
少量の野菜や果物を与える人もいますが、与えすぎは肥満や下痢のもとです。
ネギ類、チョコレート、ぶどう、牛乳、味付けした人間の食べ物は与えないでください。
肥満になりやすいので、体重を週に一度量るのがおすすめです。
慣らし方
迎えてすぐは怖がって針を立て、「フシュッ」と威嚇することがあります。数日はそっとしておきましょう。
慣れてきたら、手のにおいを覚えてもらい、両手で下からすくうように持ちます。厚手のタオル越しでも大丈夫です。
夜行性なので、夕方から夜に触れ合うのが基本です。昼間に無理に起こさないようにしましょう。
健康チェックと病院
ダニによる皮膚トラブル、歯の病気、腫瘍などが多い病気です。針が大量に抜ける、皮膚がフケっぽい、食欲がない、ふらつくなどの症状があれば受診しましょう。ハリネズミを診られる動物病院は限られるので、迎える前に通える病院を探しておくと安心です。