カヤック・カヌーを始める:シットオントップから川下り、ツアーとスクールの選び方、川と海の安全
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湖や海、川の上を自分の力で進むカヤックは、自然を間近に感じられる人気のアウトドアです。日本各地にツアー会社やスクールがあり、初めてでも気軽に体験できます。安全に楽しむためのポイントをまとめました。
カヤックとカヌーの違い
一般的に、座った姿勢で両端にブレード(水かき)のあるパドルを使うのがカヤック、片側だけのパドルで漕ぐのがカナディアンカヌーです。日本ではまとめて「カヌー」と呼ぶこともあります。
艇の種類
シットオントップ:艇の上に座るタイプ。安定していて、ひっくり返っても乗り直しやすく、初心者や海のツアーでよく使われます。
シーカヤック:細長く速いので、長い距離を進むのに向いています。
リバーカヤック:短く小回りが利き、急流向け。専門的な技術が必要です。
インフレータブル(空気で膨らませる):持ち運びしやすく、湖や穏やかな川で人気です。
まずはツアーかスクールで
初めての人は、ガイド付きのツアーや体験スクールに参加するのが一番です。
漕ぎ方の基本、曲がり方、止まり方を教えてもらえます。
沈(ひっくり返ること)したときの対処を事前に学べます。
道具はほとんどレンタルできます。
ガイドの資格や、保険への加入状況も確認しておくと安心です。
服装と持ち物
ライフジャケットは必ず着用。体に合ったサイズで、ベルトを締めます。
速乾性のウェアと、脱げにくいマリンシューズ。綿の服は濡れると体を冷やします。
帽子、サングラス、日焼け止め。水面の照り返しは強烈です。
水分と軽食、スマートフォン用の防水ケース。
春や秋、水温の低い時期はウェットスーツやドライスーツが必要です。
安全のために
天気予報だけでなく、風と波の予報も確認しましょう。海では陸から沖へ吹く風に注意。気づかないうちに沖へ流され、戻れなくなることがあります。
川では、雨のあとの増水や、ダムの放流による急な水位の変化に気をつけます。
一人では出ない。必ずグループで、誰かに行き先と帰りの時間を伝えておきます。
橋脚や倒木の近くは流れが複雑で危険です。近づかないようにしましょう。
もしものときは、海上保安庁の緊急通報118、陸上なら110番や119番へ。
ルールとマナー
河川や湖では、地域ごとにカヌーの利用ルールや漁業との調整が決められていることがあります。釣り人や漁業者の迷惑にならないよう、事前に確認しましょう。
港内や航路では、大きな船の邪魔にならないように。
野鳥の営巣地などには近づかず、ゴミは必ず持ち帰ります。
自分の艇を持つなら
慣れてきたら、自分のカヤックを持つのも楽しみです。保管場所と運搬手段(車のルーフキャリアなど)を考えて選びましょう。インフレータブル艇は、マンション住まいでも保管しやすいのが利点です。