猫を迎える準備:必要なもの、最初の数日の過ごし方、ワクチンと不妊去勢手術
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猫を家族に迎えることは、10年、20年と続く長い付き合いの始まりです。保護猫を譲り受ける場合も、ブリーダーやペットショップから迎える場合も、事前の準備をしっかりしておくと、猫も人も安心して新しい生活を始められます。
迎える前に準備するもの
トイレと猫砂、食器と水飲み、これまで食べていたものと同じフード、爪とぎ、おもちゃ、キャリーバッグ。
脱走と転落の対策:窓や網戸、ベランダは猫にとって危険な場所です。網戸ロックや脱走防止の柵を用意しましょう。
誤飲の防止:輪ゴム、ひも、ヘアゴム、薬、小さな部品などは片付けておきます。
植物にも注意:ユリ科の植物は猫にとって非常に毒性が強く、花粉や花瓶の水でも中毒を起こすことがあります。
最初の数日
最初は静かな一部屋で過ごさせ、トイレ、水、フード、隠れられる場所を用意します。
無理に抱っこしたり、追いかけたりしないこと。部屋で静かに過ごし、猫のほうから近づいてくるのを待ちましょう。
慣れてきたら、少しずつほかの部屋にも行けるようにします。
先住猫やほかのペットがいる場合は、まずはにおいの交換から始め、ケージ越しやドア越しの対面を経て、時間をかけて慣らしていきます。
食事
猫は肉食動物で、動物性たんぱく質を多く必要とします。年齢に合った「総合栄養食」と表示されたキャットフードを選びましょう。1歳ごろまでは子猫用、その後は成猫用が目安です。
フードを切り替えるときは、1週間ほどかけて少しずつ新しいフードを混ぜていきます。
新鮮な水をいつでも飲めるようにしておきます。あまり水を飲まない猫には、ウェットフードや循環式の給水器が役立ちます。
玉ねぎ、ねぎ、にんにく、チョコレート、ぶどう、加熱した骨などは与えないでください。
動物病院で
迎えたら早めに動物病院で健康診断を受けましょう。
ワクチン:猫汎白血球減少症、猫カリシウイルス感染症、猫ウイルス性鼻気管炎などを予防する混合ワクチンが基本です。接種スケジュールは獣医師と相談してください。
ノミ・ダニ、お腹の虫の予防と駆除。
不妊・去勢手術:望まない妊娠を防ぎ、発情期の鳴き声やマーキング、脱走を減らし、一部の病気のリスクも下げます。時期は獣医師と相談しましょう。
マイクロチップ:日本では、ブリーダーやペットショップで販売される猫には装着が義務付けられています。迷子になったときに飼い主のもとへ戻れる可能性が高まります。
トイレ
静かで、食事の場所から離れたところに置きます。排泄物は毎日取り除きましょう。
多頭飼いの場合、トイレの数は「猫の数+1」が目安です。
急にトイレ以外で排泄するようになったら、ストレスや病気のサインかもしれません。
注意したい症状
丸1日以上何も食べない、何度も吐く、下痢が続く、元気がない、呼吸が苦しそう。特にオス猫がトイレに何度も行くのにおしっこが出ない場合は、尿道閉塞の可能性があり、すぐに受診が必要です。
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