アーチェリーを始める:弓道との違い、体験場での最初の一射、射形の基本と安全のルール
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オリンピック競技としても知られるアーチェリー。日本では伝統的な弓道もありますが、アーチェリーは照準器(サイト)などを使う洋弓で、初心者でも比較的早く的に当てられるのが魅力です。体験できる施設も各地にあります。
弓道とアーチェリーの違い
弓道:日本の伝統武道。長い和弓を使い、礼法や所作を重んじます。
アーチェリー:洋弓を使うスポーツ。リカーブボウやコンパウンドボウがあり、サイトやスタビライザーなどの道具で精度を高めます。
どちらも的を射るものですが、道具も考え方も大きく異なります。興味のある方を体験してみましょう。
弓の種類
リカーブボウ:オリンピックで使われる弓。弓の先端が反り返った形で、基本を学ぶのに向いています。
コンパウンドボウ:滑車の付いた弓。引き切ると力が軽くなり、精度が高いのが特徴です。
ベアボウ:サイトなどを付けないシンプルな弓。
まずは体験から
アーチェリー場や体験施設、スポーツセンターの教室で、道具を借りて体験できます。弓の引く強さは、初心者用の軽いものから始めます。
地域のアーチェリー協会やクラブ、大学のサークルなどで、継続して練習できる場所を探しましょう。
自宅の庭や公園など、安全な設備のない場所で射つのは絶対にやめましょう。矢は遠くまで飛び、非常に危険です。
射形の基本
1. スタンス:足を肩幅に開き、的に対して体を横に向けます。
2. ノッキング:矢を弦の決められた位置(ノッキングポイント)にかけます。
3. セットアップ:弓を持つ手は軽く握り、強く握りしめないようにします。
4. 引き:腕だけでなく、背中の筋肉を使って引きます。
5. アンカー:弦を引いた手を、あごの下や口元など毎回同じ位置に固定します。
6. エイミングとリリース:狙いを定め、指の力を抜くようにして弦を離します。
7. フォロースルー:射ったあともすぐに姿勢を崩さず、一瞬保ちます。
大切なのは、毎回同じ動きを繰り返すことです。
必要な道具
アームガード:弦が腕に当たるのを防ぎます。
タブ(指を守る道具)、チェストガード。
矢は、自分の引く長さと弓の強さに合ったものを使います。短すぎる矢は危険です。
安全のルール
的の方向にだけ弓を向け、合図があったときだけ射ちます。
矢をつがえずに弦を放す「空打ち」は絶対にしない。弓が壊れ、けがの原因になります。
矢を取りに行くのは、全員が射ち終わり、合図があってから。
傷んだり曲がったりした矢は使わない。
アーチェリーは、力よりも集中力と再現性のスポーツです。心を落ち着けて一射一射に向き合う時間は、日常の良い気分転換になります。