お弁当づくりの基本:食中毒を防ぐ5つのルール、詰め方のコツ、作り置きと冷凍おかずの使い方、子どもの弁当で気をつけたいこと
TUREFF• •0
節約のため、健康のため、子どものために、毎日お弁当を作っている人は多いでしょう。お弁当は作ってから食べるまでに何時間も常温に置かれることが多いため、家での食事よりも食中毒に気をつける必要があります。特に気温と湿度が高い梅雨から夏にかけては要注意です。この記事では、安全でおいしいお弁当作りの基本をまとめます。
食中毒を防ぐ5つのルール
よく加熱する:おかずは中心までしっかり火を通します。卵焼きも半熟は避けましょう。前日のおかずは、詰める前にもう一度しっかり加熱します。
しっかり冷ます:ご飯もおかずも、完全に冷ましてからふたをします。温かいままふたをすると、湯気が水滴になって菌が増えやすくなります。うちわや保冷剤の上に置くと早く冷めます。
水気を切る:煮物や和え物は汁気をよく切ります。カップや仕切りを使い、おかず同士の汁気が移らないようにします。
素手で触らない:おにぎりはラップを使って握り、おかずは清潔な菜箸で詰めます。調理前には石けんで手を洗いましょう。
低温で持ち運ぶ:保冷剤や保冷バッグを使い、職場では冷蔵庫に入れられるなら入れましょう。直射日光の当たる場所や車の中に置かないこと。
夏に避けたい食材
生野菜:レタスやミニトマトは洗った後の水気が残りやすく、傷みやすいので、よく水気を拭き取るか、夏場は加熱した野菜にします。ミニトマトはへたを取って洗い、よく拭きましょう。
半熟卵、生ハム、刺身などの生もの。
マヨネーズで和えたポテトサラダや、水分の多い和え物。
抗菌シートや、梅干しを入れることもありますが、それだけで食中毒を防げるわけではありません。基本の5つのルールが一番大切です。
詰め方のコツ
主食(ご飯):主菜(肉や魚):副菜(野菜)を、およそ3:1:2の割合で詰めると、栄養のバランスがとりやすいと言われます。
ご飯を先に詰めて冷まし、その間におかずを準備すると効率的です。
大きいものから詰め、すき間を小さなおかずで埋めると、持ち運んでも中身が寄りません。
赤(にんじん、パプリカ)、黄(卵焼き、かぼちゃ)、緑(ブロッコリー、ほうれん草)をそろえると、見た目も栄養もよくなります。
作り置きと冷凍おかず
週末にまとめて作り置きをしておくと、平日の朝がぐっと楽になります。冷蔵の作り置きは、目安として2〜3日以内に食べきりましょう。
小分けにして冷凍したおかずは、詰める前に電子レンジで中心までしっかり加熱し、冷ましてから詰めます。
市販の冷凍食品で「自然解凍OK」と表示されたものは、凍ったまま詰めて保冷剤の役割も期待できます。表示をよく確認して使いましょう。
前の晩に詰めて冷蔵庫に入れておく場合も、朝は早めに冷蔵庫から出しすぎないようにします。
子どものお弁当
小さな子どもには、のどにつまりやすいもの(丸いままのミニトマトやぶどう、うずらの卵、ナッツ類、こんにゃくゼリーなど)は避けるか、小さく切りましょう。
食べきれる量にして、苦手なものは少しだけ入れるなど工夫します。
食物アレルギーがある場合は、園や学校と情報を共有しておきましょう。
キャラ弁は楽しいものですが、素手で触る時間が長くなりがちです。手袋やラップを使い、手早く作りましょう。
お弁当箱の手入れ
食べたらその日のうちに洗います。パッキンを外して、すき間までしっかり洗い、よく乾かしましょう。
においや汚れが取れなくなったパッキンは交換します。
おかしいと思ったら食べない
ふたを開けたときに酸っぱいにおいがする、糸を引いている、変色しているなど、少しでもおかしいと感じたら、もったいなくても食べないでください。