ノロウイルスの予防方法:手洗い、アルコールが効きにくい理由、次亜塩素酸ナトリウムの作り方、嘔吐物の処理、加熱
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冬になると増えるのがノロウイルスによる感染性胃腸炎です。「ノロウイルス 予防 方法」は、毎年11月ごろから検索が急に増えます。少ないウイルス量でも感染し、家族内や施設で一気に広がるため、正しい予防法を知っておくことが大切です。
どうやってうつるか
1. 感染した人の便や嘔吐物に含まれるウイルスが、手や物を介して口に入る。
2. 嘔吐物が乾いて舞い上がったものを吸い込む。
3. 十分に加熱していない二枚貝(カキなど)を食べる。
4. 感染した人が調理した食品を食べる。
症状がなくなっても、便には1週間以上、長いと1か月ほどウイルスが出ることがあります。
1. 石けんと流水での手洗いが基本
トイレの後、調理や食事の前、おむつ交換の後は、石けんでよく泡立てて、指の間、爪、手首まで30秒ほどかけて洗い、流水でしっかり流します。2回繰り返すとより効果的です。タオルの共用は避け、ペーパータオルが理想です。
2. アルコールは効きにくい
ノロウイルスはアルコール消毒が効きにくいウイルスです。手洗いの代わりにはなりません。物の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)を使います。最近はノロウイルスにも効果があるとされる手指用のアルコール製品もありますが、まずは手洗いを。
3. 次亜塩素酸ナトリウムの作り方(市販の塩素系漂白剤、濃度約5%の場合)
1. 嘔吐物や便の処理用(約0.1%):水500mlに漂白剤10ml(ペットボトルのキャップ約2杯)。
2. ドアノブ、トイレ、手すりなどの拭き取り用(約0.02%):水500mlに漂白剤2ml(キャップ約半分)。
作り置きはせず、その都度作ります。金属は腐食するので、拭いた後に水拭きを。皮膚につけない、酸性の洗剤と混ぜない(有毒ガス)こと。
4. 嘔吐物の処理
1. 窓を開けて換気し、処理する人以外は離れる。
2. 使い捨て手袋、マスク、エプロンを着ける。
3. ペーパータオルで外側から内側へ静かに拭き取り、ビニール袋に入れる。
4. 汚れた場所を0.1%の消毒液で浸すように拭き、10分ほどおいて水拭きする。
5. ゴミは0.1%の消毒液を入れて袋を密閉して捨て、最後に手をよく洗う。
6. 汚れた衣類は、付着物を取り除いてから85℃以上で1分以上の熱湯か、消毒液に浸けてから他の物と分けて洗う。
じゅうたんはスチームアイロンで加熱するのも有効です。
5. 食品は中心まで加熱
二枚貝は中心部が85〜90℃で90秒以上になるよう加熱します。生食用のカキを食べる時は、体調が悪い時や子ども、高齢者は控えましょう。調理器具は使った後に洗浄し、熱湯か塩素系漂白剤で消毒します。
かかってしまったら
脱水を防ぐことが最優先です。経口補水液を少しずつ、こまめに飲みます。下痢止めは自己判断で使わないほうがよいとされます。ぐったりしている、水分が取れない、尿が出ない、血便がある時、乳幼児や高齢者は早めに受診を。調理の仕事をしている人は、症状がなくなっても職場の規定に従ってください。
最新の情報は厚生労働省のノロウイルスに関するQ&Aで確認できます。