奈良公園と鹿との付き合い方:鹿せんべいのあげ方、かまれたり突かれたりしないための注意、出産期と発情期、東大寺の大仏、春日大社、興福寺、日帰りモデルコース
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奈良は、710年に平城京が置かれた古都で、東大寺や春日大社など、多くの寺社が「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されています。そして奈良公園には、国の天然記念物である「奈良のシカ」が暮らしています。この記事では、鹿と上手に付き合いながら、奈良を楽しむコツを紹介します。
奈良のシカは野生動物
奈良公園の鹿はとても人に慣れていますが、飼われているわけではなく、野生の動物です。
春日大社の神の使いとして古くから大切にされてきました。
人懐っこく見えても、かんだり、頭突きをしたり、蹴ったりすることがあります。特に子どもは注意が必要です。
鹿せんべいのあげ方
鹿に与えてよいのは、公園内で売られている「鹿せんべい」だけです。人間の食べ物やお菓子、パンなどを与えてはいけません。鹿の健康を損ないます。
せんべいを持っていると、鹿が一斉に寄ってきます。じらさずに、すぐにあげましょう。
せんべいを持ったまま両手を上げて逃げたり、からかったりすると、鹿が興奮して危険です。
あげ終わったら、両手を広げて見せると、「もうない」と分かって離れていく鹿もいます。
レジ袋や紙の地図などを食べてしまうことがあるので、ごみは必ず持ち帰りましょう。
特に注意が必要な時期
春から初夏(おおむね5〜7月)は出産期です。子鹿を守ろうとする母鹿は攻撃的になることがあります。子鹿には近づかないでください。
秋(おおむね9〜11月)は発情期で、オス鹿が気が立っています。毎年秋には、けが防止のためにオス鹿の角を切る「鹿の角きり」行事が行われます。
鹿に近づきすぎず、後ろから触ったりしないようにしましょう。
東大寺
奈良の大仏として知られる盧舎那仏を本尊とする大仏殿は、世界最大級の木造建築です。
大仏殿の柱にある穴をくぐると、無病息災のご利益があるといわれます。混雑時は無理をしないで。
二月堂の修二会(お水取り)は、毎年3月に行われる伝統行事です。
春日大社
朱色の社殿と、参道に並ぶ約3000基の灯籠が印象的です。
節分と夏(8月中旬)には、すべての灯籠に火がともる万燈籠が行われます。
興福寺
五重塔は奈良を代表する景色のひとつですが、大規模な保存修理が行われており、覆いで見えない期間があります。最新の情報を確認しておきましょう。
国宝館には阿修羅像をはじめとする仏像が収められています。
日帰りモデルコース
近鉄奈良駅から歩いて、興福寺、奈良公園、東大寺、二月堂、春日大社の順に回ると、一日で主要な場所を見て回れます。
ならまちの古い町並みを散策し、柿の葉寿司や奈良漬け、葛のお菓子を楽しむのもおすすめです。
奈良公園は広く、坂道もあります。歩きやすい靴で出かけましょう。
マナー
寺社では静かにし、撮影禁止の場所では写真を撮らないこと。
鹿を追いかけたり、たたいたりしないこと。
けがをしたときは、近くの観光案内所や係員に相談しましょう。