銭湯デビュー:入浴料のしくみ、持ち物と手ぶらセット、かけ湯から湯船までのマナー、子ども連れの注意、富士山のペンキ絵とサウナ、のぼせと飲酒後の入浴に注意
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銭湯は、地域の人が毎日通う公衆浴場です。家に風呂があるのが当たり前になって数は減りましたが、近年はレトロな雰囲気やサウナ目当てに通う若い人も増えています。大きな湯船で手足を伸ばせば、一日の疲れも抜けていきます。この記事では、銭湯を初めて利用する人向けに、基本とマナーを紹介します。
銭湯とスーパー銭湯
一般的な銭湯は、物価統制令にもとづく公衆浴場で、大人の入浴料に都道府県ごとの上限が定められています。料金は地域によって異なります。
スーパー銭湯や温浴施設は、料金を自由に決められる施設で、露天風呂や岩盤浴、食事処などが充実しています。
タトゥーへの対応は施設によって違います。一般的な銭湯は入浴できるところが多いですが、施設ごとのルールを確認しましょう。
持ち物
タオル(体を洗う用と拭く用)、石けん・シャンプー、着替え、ビニール袋。
石けん類を置いていない銭湯も多いので、持参するか番台で買いましょう。
タオルや石けんがセットになった「手ぶらセット」を用意している銭湯もあります。
サウナを使う場合は、別料金のところもあります。
入浴の流れとマナー
1. 番台やフロントで料金を払い、脱衣所へ。脱いだ服はロッカーやかごに入れます。
2. 浴室に入ったら、まずかけ湯で体の汚れを流します。
3. 洗い場で体と髪を洗ってから湯船に入ります。
4. 湯船にタオルを入れないこと。頭の上にのせるか、湯船の縁の外に置きます。
5. 長い髪はまとめて、お湯につからないようにします。
6. 湯船で泳いだり、潜ったりしないこと。
7. シャワーを出しっぱなしにしない、隣の人に水がかからないよう注意します。
8. 使った椅子や桶は軽く流して元の場所に戻します。
9. 脱衣所に戻る前に、体の水気をタオルでよく拭きましょう。床が濡れて滑りやすくなります。
子ども連れの注意
小さな子どもは、目を離すとおぼれる危険があります。必ず手の届く範囲で一緒に入りましょう。
自治体の条例で、一定の年齢以上の子どもは、異性の浴室に入れないことになっています。年齢の基準は地域によって異なるので、確認しておきましょう。
走ると滑って転ぶので、浴室では歩くよう声をかけます。
のぼせと体調管理
熱いお湯に長くつかると、のぼせたり、急に血圧が変わってめまいを起こしたりします。最初はぬるめの湯から、短めに。
飲酒後や、食後すぐの入浴は避けましょう。
冬は、脱衣所と浴室の温度差に注意が必要です。特に高齢の人は、かけ湯をしっかりしてから湯船に入りましょう。
入浴の前後に水分補給を。
サウナと水風呂
サウナの後は、汗を流してから水風呂へ。水風呂にいきなり入るのではなく、手足から少しずつ。
サウナ室ではタオルで汗を拭き、マットを敷くなど、施設のルールに従います。
体調が悪いときは無理をしないこと。
銭湯の楽しみ
浴室の壁に描かれた富士山のペンキ絵、木の下駄箱、番台、風呂上がりのコーヒー牛乳。昔ながらの銭湯には、ほかでは味わえない雰囲気があります。
近所の銭湯の営業日や、季節ごとの「ゆず湯」「しょうぶ湯」などのイベントを調べて、足を運んでみてください。