うなぎの楽しみ方:関東と関西の焼き方、ひつまぶしの食べ方、土用の丑の日と市販の蒲焼きの温め方
TUREFF• •0
ふっくら焼けたうなぎに、甘辛いたれ。うな重やうな丼は、日本人にとって特別なごちそうです。夏の土用の丑の日には、スタミナをつけようとうなぎを食べる習慣があります。関東と関西の違い、名古屋のひつまぶし、家で市販の蒲焼きをおいしく食べるコツ、そして資源の話をまとめました。
関東風と関西風
関東風:背から開き、白焼きにしてから一度蒸し、たれをつけて焼き上げます。ふんわりやわらかい食感です。
関西風:腹から開き、蒸さずに直接焼きます。皮はパリッと、身は香ばしく仕上がります。
「武士の町の江戸では切腹を嫌って背開き」という話がよく語られますが、言い伝えとして楽しむのがよいでしょう。
ひつまぶしの食べ方
名古屋名物のひつまぶしは、刻んだうなぎをご飯にのせたもので、食べ方に決まりがあります。
1杯目はそのまま。
2杯目は、ねぎ・わさび・のりなどの薬味をのせて。
3杯目は、薬味をのせてだしやお茶をかけ、お茶漬けに。
最後は、一番気に入った食べ方で。
土用の丑の日
立秋の前の約18日間の「土用」のうち、十二支が丑の日を指します。江戸時代に、平賀源内が夏場に売れないうなぎ屋のために「本日丑の日」と書かせたのが始まり、という説が有名です。
市販の蒲焼きを温める
1. 蒲焼きの表面を軽く水か酒で洗い流し、たれを落とします。
2. 水気をふき、フライパンにアルミホイルかクッキングシートを敷いて並べます。
3. 酒を少しふってふたをし、弱火で数分蒸し焼きにします。
4. ふたを取り、添付のたれを塗って軽く焼き、照りを出します。
電子レンジだけで温めると身がかたくなりがちです。ひと手間でふっくらします。
山椒をふると香りが引き立ちます。
うなぎ料理いろいろ
白焼きをわさびじょうゆで。
う巻き(うなぎ入りの卵焼き)、うざく(うなぎときゅうりの酢の物)、肝吸い。
資源のこと
ニホンウナギは国際的に絶滅危惧種に指定されています。うなぎは卵から育てる完全養殖がまだ商業的には難しく、養殖も天然の稚魚(シラスウナギ)に頼っています。
食べる機会を大切にし、資源管理に取り組む店や産地のものを選ぶなど、うなぎとの付き合い方を考えることも大切です。
注意
うなぎの血には毒性があるため、生では食べません。家庭でさばくのは避け、専門店や加工品を利用しましょう。
骨が気になる場合は、小さな子どもには身をほぐして与えてください。