ワイン初心者の選び方:ぶどう品種で味をつかむ、ラベルの読み方、日本ワインと甲州、家での保存と飲み残し、料理との合わせ方
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スーパーやコンビニにもワインが並び、手頃な価格で世界中のワインが買える時代になりました。それでも、棚の前で何を選べばいいのか分からない、という人は多いはずです。ワインは難しく考えなくても大丈夫。いくつかの基本を押さえるだけで、好みの一本に出会える確率がぐっと上がります。
まずは20歳から、そしてルールを
日本では20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
飲んだら運転しない。自転車も同じです。
ワインのアルコール度数は一般に12〜14%前後で、ビールの2〜3倍ほどあります。グラス2杯(約240ml)で、ビールの中瓶1本(500ml)とほぼ同じ量の純アルコールになるので、量を意識して飲みましょう。
品種で味をつかむ
ワインの味を大きく左右するのは、ぶどうの品種です。まずは代表的な品種を覚えると選びやすくなります。
白ワイン
シャルドネ:産地や造り方で味わいが大きく変わる。樽で熟成したものは、ふくよかでバターのような香り。
ソーヴィニヨン・ブラン:爽やかでハーブや柑橘の香り。魚や野菜料理に。
リースリング:酸がきれいで、辛口から甘口まで幅広い。
赤ワイン
ピノ・ノワール:渋みが少なく軽やかで、赤い果実の香り。赤ワインに慣れていない人にも。
メルロー:まろやかで飲みやすい。
カベルネ・ソーヴィニヨン:しっかりした渋みとコク。肉料理に。
シラー(シラーズ):スパイシーで力強い。
日本ワインと甲州
日本で栽培されたぶどうだけを使い、日本国内で造られたワインは「日本ワイン」と表示できます。輸入した果汁やワインを使ったものとはラベルで区別されています。
甲州は日本を代表する白ワイン用の品種で、山梨県を中心に栽培されています。穏やかな香りと控えめな酸、すっきりした味わいで、和食とよく合います。
赤ワインでは、日本で生まれた品種マスカット・ベーリーAが有名です。
ワイナリーを訪ねて試飲するのも楽しく、山梨、長野、北海道などには見学できるワイナリーがたくさんあります。
ラベルの読み方
新世界(アメリカ、チリ、オーストラリアなど)のワインは、品種名が大きく書かれていることが多く、初心者にも分かりやすい。
フランスやイタリアなどの伝統的な産地では、品種ではなく産地名が書かれていることが多い。例えばブルゴーニュの赤は主にピノ・ノワール、ボルドーの赤はカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローのブレンドです。
ヴィンテージ(収穫年)は、手頃なワインならあまり気にしなくて大丈夫です。
家での保存
未開封のワインは、直射日光の当たらない涼しい場所に。温度変化が少ないことが大切です。夏場の室内は暑くなりすぎるので、ワインセラーがなければ冷蔵庫の野菜室も選択肢です。
コルクのワインは横に寝かせて保存すると、コルクが乾きにくくなります。スクリューキャップなら立てても構いません。
開けたワインは栓をして冷蔵庫へ。白ワインもロゼも赤ワインも、数日のうちに飲み切るのが目安です。
飲む温度
白ワインは冷蔵庫から出してすぐ、またはよく冷やして。
赤ワインは「常温」と言われますが、日本の夏の室温では温かすぎます。飲む前に冷蔵庫で15〜30分ほど冷やすと、香りが引き締まって美味しくなります。
料理との合わせ方
色を合わせる:白身魚や鶏肉には白、赤身の肉には赤、というのが分かりやすい目安です。
味の濃さを合わせる:軽い料理には軽いワイン、こってりした料理にはしっかりしたワイン。
和食なら、甲州やすっきりした白、軽めの赤。焼き鳥のタレにはピノ・ノワールやマスカット・ベーリーA、塩にはすっきりした白がおすすめです。
最後は好みです。自分が美味しいと思う組み合わせが正解です。
ワイン選びのコツ
ワインショップや百貨店の売り場では、好みや予算、合わせたい料理を伝えると、店員さんが選んでくれます。遠慮せずに聞いてみましょう。
気に入ったワインのラベルを写真に撮っておくと、次に選ぶときの手がかりになります。